2022-11-24 YouTube
振付・構成・演出:大橋可也 原作:長谷敏司
出演(登場順):大橋悠太、吉田圭、ヒューマノイドロボット、山本晴歌、平多理恵子、田端春花
連作短編集のような公演。いずれもインターフェイスとしての肉体とそこに載っかるプロトコルがテーマ。
人間とロボットが対峙していると、身体を支える(重力に抗う)手段が、筋肉なのか骨格(フレーム)なのかの違いが際立つ。
観ながら、作用点としての肉体に対して、力点が内部にあるのか外部にある(ように見せる)のかでダンスの意味が違って見えるとか、エロティックなプロトコルにはまだ人間以外は参入できないなとか、いろいろ考えさせられた。
ダンスは、言語で表現出来ない意味/意図を伝達するものであり、或いは物語以前の情動を伝達するものであると、あらためて感じた。